【連載小説】トワイライトブルーを待ちながら 第1話「サバイバル」
※注意:この小説の主人公をはじめとした登場人物は偶然にも私と周辺の方々に似ているところもありますが、全くの架空の人物です。
そう、主人公は元V系バンドと医療系の仕事をしていた輝山アキオさん(年齢非公開)とでもしておきましょうか。。。
第1話「サバイバル」
ある日彼は思ってしまった。
この星の上の住人はほぼ全員がオレを利用しているのに
ある時は呼吸で吸われ、モノを燃やすときにも駆り出され、
暑いとき寒いときも真っ先に動かされたりして、
当たり前のように使われているけど
まわり見回しても太陽系に同じような空気がある星なんてないじゃん!
そう。彼は空気。
なんだよ!
もう気安く吸うなよ!
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WEBアンケート「あなたにとって一番大切なのは?」
「恋人です」
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は?
じゃあ、空気の代わりに恋人でも吸ってろよ!
そして、彼は空気であることを辞め、宇宙の彼方へ旅立って行った。
宇宙の片隅の碧い星の文明が途絶えた。
...とそんなことは幸運なことに起きないのだが、空気のように当たり前にそばにいる友人や恋人や配偶者っていうのはいるものだ。
それ当たり前じゃないから!
一時の気の迷いで失っちゃいけないもの。
そんなものを幾つか抱えてヒトは生きている。
夕暮れの迫る街並みをアテもなく歩きながら、オレは明日からの憂鬱なふたりの生活を思い途方にくれていた。
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